2011年6月29日水曜日

松尾芭蕉がおくのほそ道の旅で平泉を訪ねる

1689年6月29日(元禄2年5月13日) 松尾芭蕉がおくのほそ道の旅で平泉の奥州
藤原氏3代の跡を訪ねた。『おくのほそ道』は、元禄時代に活動した俳人松尾芭蕉
による紀行文集である。


藤原3代の跡を訪ねて:

三代の栄耀一睡のうちにして、大門の跡は一里こなたにあり
 「国破れて山河あり 城春にして草青みたり」という杜甫の詩「春望」を踏まえて
  詠む。

夏草や 兵(つはもの)どもが 夢のあと

五月雨の 降り残してや 光堂
  光堂と経堂は鞘堂に囲まれ開帳されていなかったと伝えられこれら二つ堂は見て
いないとされている。

の三句を詠んでいる。これらのうち、”夏草や 兵どもが 夢のあと”は有名である。


平泉文化については、当ブログの6月26日の投稿記事、
「平泉の文化遺産」世界文化遺産に決定
を参考にしてください。

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