たろしろの好きな著者の一人安岡正篤(まさひろ)の著作、活眼活学の
「学術を以て天下を殺す無かれ」の項に、頼山陽の絶句の作法として、
京の三条の糸屋の娘、妹十八姉二十、諸国大名は弓矢で殺す、糸屋の娘は目で殺す
の俗謡を取り上げ、起承転結の例として、
起: 京の三条の糸屋の娘
承: 妹十八姉二十
転: 諸国大名は弓矢で殺す
結: 糸屋の娘は目で殺す
を取り上げているのを知ったのは随分前の事である。
(姉と妹の年齢は他に、二十一と二十、十八と十五、十八と十六、十七と十五、
十六と十四、十六と十五というものもある。また姉と妹の順を逆にしたものもある)
頼山陽が門弟に詩句の起承転結の作法を教ゆる為めに作つたと伝へられて居る文句に、
大阪本町糸屋の娘、姉は二十一妹は二十歳、諸国大名は刀で殺す、娘二人は眼で殺す
というのもある。
ブログを書くにあたってもこの起承転結を実践したいものですが、知識として
知っていることと、知恵として実践することの難しさを実感しているたろしろ
であります。
拙いたろしろの文章でありますが、今後ともよろしくお願いします。
2 件のコメント:
文章には起承転結があると聞きますが、
京の三条の‥‥
見事に簡潔な起承転結ですね。
私も簡潔で起承転結のある文章身につけたいですね。
matsuyama さん
この起承転結の原則は、ニュース、一般の文章、エッセイ等々には当てはまらないそうです。
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