2011年9月13日火曜日

国立西洋美術館: 大英博物館 古代ギリシャ展

大英博物館 古代ギリシャ展が国立西洋美術館で、2011年7月5日(火)
~9月25日(日)の期間開催されています。

古代ギリシャ美術の最大のテーマは「身体」です。身体を通してギリ
シャ人は美しさを追い求め、身体表現のひとつの頂点を極めます。

本展では、大英博物館が誇る古代ギリシャ・ローマコレクションから
身体を表した130点あまりの彫刻や壺絵を厳選し、ギリシャ人が残した
美の足跡をたどります。

身体美の極致とも言われるギリシャ彫刻の傑作《円盤投げ(ディスコボ
ロス)》は日本初上陸です。上掲のポスターに使われています。

《アフロディテ(ヴィーナス)像》ローマ時代(原作:前4世紀)パロス産
大理石高さ107cm|幅33cm|奥行35cm 紀元前4世紀の彫刻家プラクシテレ
スは、愛と美の女神アフロディテ(ヴィーナス)を美しい裸体で表現しま
した。それが、現在のトルコ南西に位置するクニドスに伝わった有名な
《クニドスのアフロディテ》です。

たぐいまれな傑作として、後世数多くのコピーが作られました。本作もそ
のヴァリエーションのひとつで、水浴のために衣を脱ぎ捨てた美しい女神
です。


参考資料
大英博物館 古代ギリシャ展
国立西洋美術館
大英博物館 古代ギリシャ展

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