2011年8月22日月曜日

霞ヶ浦帆曳船

帆曳船(ほびきぶね)とは、風の力を利用して、引網を引っ張り漁を行う
帆船。

帆曳き船、帆引船、帆引き船とも表記される。白い大きな一枚帆で風を捉
えて進む。

帆は大きなものでは高さ9メートル、幅16メートルほどにもなる。明治13年、
漁師折本良平により考案されたとされる。明治から昭和後半まで霞ヶ浦北浦
で帆引網漁業に用いられた。1960年代なかば、昭和40年代前半に途絶えたが、
1971年、昭和46年に観光船として復帰した。現在は、春から秋にかけて観光
用に運用されている。

帆曳漁は風の力で網を曳くため、風のないときは操業出来なくなる。当初は規模
も小さかったが様々な改良がなされて霞ヶ浦に広く普及し、霞ヶ浦を代表する漁
法となった。

参考資料
帆曳船
帆引き船とは

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