2011年8月11日木曜日

竹島問題

竹島は、東島(女島)、西島(男島)と呼ばれるふたつの小島とその周辺の
総計37の岩礁からなり、総面積は約0.23km2で、東京の日比谷公園の1.4倍程
度の島である。最頂部は西島が海抜168m、東島が海抜98m。周囲は断崖絶壁で
通常は人の住むことができる環境ではない。


竹島の領有権に関する我が国の一貫した立場

竹島は、歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も明らかに我が国固有の領土
です。

韓国による竹島の占拠は、国際法上何ら根拠がないまま行われている不法占拠
であり、韓国がこのような不法占拠に基づいて竹島に対して行ういかなる措置
も法的な正当性を有するものではありません。

※韓国側からは、我が国が竹島を実効的に支配し、領有権を確立した以前に、
韓国が同島を実効的に支配していたことを示す明確な根拠は提示されていませ
ん。

韓国が不法占拠している竹島の領有権問題について、政府が国際司法裁判所
(ICJ)付託による解決を目指し、韓国政府への正式な提起を検討している
ことが9日、分かった。ICJ付託の提起で竹島領有の正当性を国際社会に訴
える狙いだが、韓国が付託に同意する可能性は低く、この対抗措置に反発する
のは必至だ。

ICJ付託提起の検討が急浮上したのは、韓国の竹島実効支配への強硬姿勢に
歯止めがかからないためだ。日本は昭和29年と37年に韓国側にICJへの
付託を提起したことがあり、今回実現すれば49年ぶりとなる。

竹島へは今春以降だけでも韓国の閣僚5人が訪問するなど、実効支配をエスカ
レートさせている。韓国政府は竹島近くの鬱陵(ウルルン)島視察を計画した
自民党議員3人の入国も不許可とした。日本政府はそのたびに抗議し、松本剛明
外相は1日にも韓国の申●(=王へんに玉)秀(シン・ガクス)駐日大使に12日
の竹島での韓国国会「独島領土守護対策特別委員会」開催中止を申し入れたが、
反発を受けただけだった。

韓国がICJ付託を受け入れる見込みはほぼないが、外務省幹部は「正式に交渉
テーブルに上げ、韓国の対応に日本がいかに怒っているかを示すことになる」と
している。

参考資料
竹島 (島根県)
竹島問題
竹島問題で国際司法裁判所付託 韓国に提起検討

2 件のコメント:

カノッチ さんのコメント...

こんばんは。
ICJ付託の提起はいいですね。
韓国の強引な実効支配に対抗する圧力にもあるし、公平な裁定を心掛けるべきですしね。

たろしろ さんのコメント...

韓国の一方的な竹島の実効支配には、ほとほと困った問題です。韓国は、自分たちの主張を裏付けるものがないので、ICJ 付託には応じてこないものと思われます。