裁判員制度が、いよいよ来年(平成21年)5月21日からスタートします。これにともない、今月末から12月末にかけて、裁判員になる可能性のある方に通知が届くことになっています。この通知は、裁判員候補者名簿に登録されたことを知らせるためのもので、まだ裁判員に選任されたわけではありません。裁判員制度とは、国民の中から選ばれた裁判員が刑事裁判に参加する制度です。6人の裁判員と3人の裁判官が、一緒に刑事裁判に立ち会い、被告人が有罪か無罪か、有罪の場合はどのような刑にするかを話し合って決める制度です。対象となる犯罪は、(1)人を殺した場合、(2)強盗が人にけがをさせ、あるいは死亡させた場合、(3)人にけがをさせ、その結果として死亡させた場合、(4)人が住んでいる家に放火した場合、など。
この話し合いが重要だと思います。一般的に言えば、専門家とそうでない人が話し合った場合、専門家の意見が重要視され一般の人の意見が軽んじられる傾向があることです。裁判官の意見が重要視され、一般の裁判員の意見が軽んじられるのであれば、この制度自体の存在意義がなくなるとも言えます。
皆さんは、どのような意見をお持ちですか???・・・・・
できれば、コメントを下さい。
1 件のコメント:
被告人の刑期を決める時など、裁判官の意見が重要視されるのではないかと、危惧されます。
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