大阪医科大学と龍谷大学の研究チームは、6月21日尾びれのついた
カプセル型内視鏡を発表し、胃と大腸の内部を撮影することに成功
したと発表した。このカプセル型内視鏡の愛称は、マーメード=人魚
とされている。
このカプセル型内視鏡は、直径およそ1センチ、長さおよそ4.5
センチで、カメラを内蔵した円筒形の胴体に魚のひれのような部品が
付いている。口から飲み込んだあと、体の外から磁力をあてると、ひれ
が動いて前に進むほか、磁力のあて方によって左右に向きを変えること
も可能である。
従来では撮影が難しかった小腸を含む、食道から大腸までの全消化管を、
数時間で検査できるようになる可能性がある。患者の負担を減らし、がん
などの早期発見につながるのではないかと期待されている。
この外観を下記に示す。
百聞は一見にしかず。大阪医科大などが「泳ぐ内視鏡」を開発のタイトルで
tbsnewsi さんが 2011/06/21 に公開した動画を下記に示す。
参考資料
泳ぐ内視鏡で胃と大腸撮影 / 小型カプセル、がん診断に
“魚のように動く”内視鏡
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