今日の衆議院本会議で、菅内閣不信任決議案の採決が行われ、賛成152票、
反対293票で否決された。
この採決の結果に不満を抱いたのは、私以外にも多くの方がおられると思いま
す。
この採決の前に行われた民主党の議員総会での菅首相の退陣表明は、茶番劇だ
と野党は非難していた。
この茶番劇の意味は、だいたいわかるのですがその語源はどこからきているの
かを少し調べてみた。
語源由来辞典によると、
「茶番」は「茶番狂言」の下略で、江戸末期に歌舞伎から流行した、下手な役
者が手近な物を用いて滑稽な寸劇や話芸を演じるもののこと。
本来、茶番はお茶の用意や給仕をする者のことであるが、楽屋でお茶を給仕して
いた大部屋の役者が、余興で茶菓子などを使いオチにしたことから、この寸劇は
「茶番狂言」と呼ばれるようになった。
この狂言では、オチに使った物をお客に無料で配っていたため、見物客の中に
は寸劇ではなく配られる品物を目当てに訪れる者もいたといわれる。
このような即興の素人劇の意味から、底の見え透いた馬鹿馬鹿しい物事を「茶
番劇」と言うようになった。
とのことである。
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