2010年5月8日土曜日

世界赤十字デー

5月8日が赤十字社の創設者、アンリ・デュナンの誕生日
であることから,1948年にストックホルムで開催された
第20回赤十字社連盟理事会で決定された。

赤十字社とは、スイス人実業家アンリ・デュナンの提唱
により創立された、「人道・公平・中立・独立・奉仕・
単一・世界性」の7原則を掲げて、世界各国に存在する
人道的活動団体である。

国の内外を問わず、戦争や大規模な事故や災害の際に
敵味方区別なく中立機関として人道的支援を行う。
組織的には「ジュネーヴ条約」とこれに基づく国内法
によって、特殊な法人格と権限を与えられた団体である。

多くの国では、識別マークはデュナンの母国スイスの
国旗の色を反転した、白地に赤い十字(赤十字)を採用
している。

イスラム諸国では、「十字はキリスト教を意味し、十字軍
を連想する」として嫌われたため、白地に赤色の新月を
識別マークとし、「赤新月社」(せきしんげつしゃ)と
呼んでいる(インドネシアはイスラム教国であるが例外的に
「赤十字社」である。

2007年3月1日現在、152ヵ国に赤十字社、33ヵ国に赤新月社
が設立され活動を行っている。

ジャン・アンリ・デュナン(1828年5月8日 - 1910年10月30日)
は、スイスの実業家である。赤十字社を創設し、1901年に
第1回ノーベル平和賞を受賞した。


上記文章、図、写真は Wikipedia による。

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