日本唯一の『四方懸造り(しほうかけづくり)』の観音堂は、
国の重要文化財に指定されており、「坂東三十三観音札所」
の第三十一番札所でもあります。
開基は伝教大師最澄(でんぎょうだいしさいちょう)
奈良時代・延暦3年(784)です。
十一面観世音菩薩(じゅういちめんかんぜおんぼさつ)
珍しい四臂(4本の腕)の観音様で錫杖をもっており、
お地蔵様のご利益を合わせ持つ観音様です。
ご本尊様は秘仏となっており、丑年と午年の10月17日~11月18日
に御開帳されます。
【松尾芭蕉】 「五月雨に この笠森を さしもぐさ」
江戸時代・天和(1681〜1683)の昔、芭蕉が観音堂の上で詠んだ句です。
0 件のコメント:
コメントを投稿