旧約聖書コヘレトの言葉第2章から抜粋引用します。
2-1 わたしはこうつぶやいた。
「快楽を追ってみよう、愉悦に浸ってみよう。」
見よ、それすらも空しかった。
2-10 目に望ましく映るものは何ひとつ拒まず手に入れ
どのような快楽をも余さず試みた。
どのような労苦をもわたしの心は楽しんだ。
それが、労苦からわたしが得た分であった。
2-11 しかし、わたしは顧みた
この手の業、労苦の結果のひとつひとつを。
見よ、どれも空しく
風を追うようなことであった。
太陽の下に、益となるものは何もない。
2-16 賢者も愚者も、永遠に記憶されることはない。
やがて来る日には、すべて忘れられてしまう。
賢者も愚者も等しく死ぬとは何ということか。
2-17 わたしは生きることをいとう。太陽の下に起こることは、
何もかもわたしを苦しめる。どれもみな空しく、
風を追うようなことだ。
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