2008年10月2日木曜日

コヘレトの言葉第1章

 私は、キリスト教徒ではありませんが、手元にありました聖書(1992、日本聖書協会発行、新共同訳)を久しぶりに取り出しましたところ、あちらこちらに付箋がついておりました。そのうちの一つが旧約聖書コヘレトの言葉です。コヘレトの言葉は全12章からなっています。

 そのコヘレトの言葉のうちから私が共感を覚えた部分のうち弟1章を下記に引用します。

1-1   エルサレムの王、ダビデの子、コヘレトの言葉。

1-2   コヘレトは言う。
    なんという空しさ
     なんという空しさ、すべては空しい

1-3  太陽の下、人は労苦するが
    すべての労苦も何になろう。

1-5  日は昇り、日は沈み
    あえぎ戻り、また昇る

1-8  何もかも、もの憂い。
    語り尽くすこともできず
    目は見飽きることなく
    耳は聞いても満たされない。

1-  かつてあったことは、これからもあり
    かつて起こったことは、これからも起こる。
    太陽の下、新しいものは何ひとつない。

1-14  わたしは太陽の下に起ることをすべて見極めたが、見よ、どれもみな空しく、
     風を追うようなことであった。



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