私は、キリスト教徒ではありませんが、手元にありました聖書(1992、日本聖書協会発行、新共同訳)を久しぶりに取り出しましたところ、あちらこちらに付箋がついておりました。そのうちの一つが旧約聖書コヘレトの言葉です。コヘレトの言葉は全12章からなっています。
そのコヘレトの言葉のうちから私が共感を覚えた部分のうち弟1章を下記に引用します。
1-1 エルサレムの王、ダビデの子、コヘレトの言葉。
1-2 コヘレトは言う。
なんという空しさ
なんという空しさ、すべては空しい。
1-3 太陽の下、人は労苦するが
すべての労苦も何になろう。
1-5 日は昇り、日は沈み
あえぎ戻り、また昇る。
1-8 何もかも、もの憂い。
語り尽くすこともできず
目は見飽きることなく
耳は聞いても満たされない。
1-9 かつてあったことは、これからもあり
かつて起こったことは、これからも起こる。
太陽の下、新しいものは何ひとつない。
1-14 わたしは太陽の下に起ることをすべて見極めたが、見よ、どれもみな空しく、
風を追うようなことであった。
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