旧約聖書コヘレトの言葉第12章より抜粋引用します。
12-1 青春の日々にこそ、お前の創造主に心を留めよ。
苦しみの日々が来ないうちに。
「年を重ねることに喜びはない」と
言う年齢にならないうちに。
12-8 なんとむなしいことか、とコヘレトは言う。
すべては空しい、と。
12-9 コヘレトは知恵を深めるにつれて、より良く民を
教え、知識を与えた。多くの格言を吟味し、研究し、
編集した。
12-10 コヘレトは望ましい語句を探し求め、真理の言葉を
忠実に記録しようとした。
12-12 それらよりもなお、わが子よ、心せよ。
書物はいくら記してもきりがない。
学びすぎれば体が疲れる。
12-13 すべてに耳を傾けて得た結論。
「神を畏れ、その戒めを守れ。」
これこそ、人間のすべて。
過去、12回にわたって抜粋引用してきた旧約聖書コヘレトの言葉(伝道の書と
もいわれる)も今日で終わりです。これが書かれたのは紀元前200年前後とされ
ています。
第1章の冒頭にありますように「なんという空しさ、なんという空しさ、すべては空
しい。」の言葉は、無常観に通じるものがあり、聖書の言葉とは思えません。だか
らこそ、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の信者でもないない私にも親しみと共感
を覚えることが多いのだとおもいます。(注:旧約聖書はキリスト教、ユダヤ教、イス
ラム教すべての教典の一つです。)
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