ビクトリア号は、地球一周航行を目指しフェルディナンド・マゼランが
指揮した船団を構成した5隻の内の1隻である。
1519年から1522年にかけての地球一周の旅を達成した唯一の船となった。
この遠征は過酷なものとなり、出航当時265名いた乗員の内、生還できた
者は18名のみであり、航海の中でマゼランはじめ大部分の人員が失われた。
1522年9月6日、フアン・セバスティアン・エルカーノの指揮の下、スペイ
ンのサンルカール・デ・バラメーダに帰還し、地球一周を達成した。
フェルディナンド・マゼランは、南アメリカ大陸の南端を発見して、初めて
ヨーロッパから西回りで太平洋に到達し、途中フィリピンでラプ=ラプ王と
の戦いにより4月27日に戦死したが、残されたビクトリア号が史上初めての世
界一周を達成した。
参考資料
ビクトリア号
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