昭和基地(しょうわきち)は、南極圏内の東オングル島に
ある日本の観測基地。
1956年に出発した南極観測船「宗谷」で永田武隊長率いる
第1次南極観測隊53名が東オングル島に到着。
1957年1月29日、永田らが上陸、昭和基地と命名する。
永田らは2月15日に離岸する。隊員のうち西堀栄三郎越冬隊長
以下11名が越冬した。このときに輸送などで活躍したのが、
樺太犬による犬ぞりであった。
1958年、1次隊に続けて隊長となった永田率いる第2次観測隊
を乗せた「宗谷」は深い岩氷に挟まれ、接岸を断念。2月14日、
1次隊越冬隊の全隊員は飛行機とヘリコプターで脱出した。
犬のうち15頭はその後の活動のため残された。
しかし天候は回復せず、2月24日正午(一説では13時)、
永田は越冬不成立を宣言。犬は置き去りにされた。
1年後に第3次越冬隊が昭和基地に到着すると、犬のうちタロと
ジロの2頭が昭和基地で隊員を待っているのが発見された。
南極地域の観測及び南極地域観測隊の日本と南極との往復に
以下の船が用いられた。
初代:宗谷(1956~1965)
2代:ふじ(1965~1983)
3代:初代しらせ(1983~2008)
4代:しらせ・2代目(2009~)
上記記事は Wikipedia より引用
1 件のコメント:
去年5月に完成したばかりの南極観測船「しらせ」が日本時間の11日早朝、昭和基地に接岸しました。
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