アポロ16号(あぽろ16ごう、Apollo 16)はアポロ計画における第10番目の
有人飛行ミッション、第5番目の月着陸ミッションである。
アポロ16号の乗員はジョン・ヤング船長、司令船操縦士のケン・マッティングリー、
月着陸船操縦士のチャールズ・デュークであった。アポロ16号は月面車を使用する
Jクラスミッションだった。アポロ16号は月面の標本を94.7kg持ち帰った。
16号では3回の月面船外活動をそれぞれ7.2時間、7.4時間、5.7時間に渡って行い、
地球帰還軌道上でも1.4時間の船外活動を行なった。これは地球周回軌道よりも
遠い軌道で行なわれた船外活動としては2回目で、外部カメラからフィルムを回
収し、また微生物の生存実験を行なうために実施された。
アポロ16号では、月周回軌道上の司令機械船から子衛星が放出された。
この子衛星では磁場や太陽風粒子に関する実験が行なわれた。この子衛星は
1972年4月24日21時56分09秒 (UTC) に放出され、34日間に渡り月軌道を425周した。
子衛星の質量は36.3kgで、円筒形の中央部と1.5mの腕を3本持つ構造を持っていた。
上記文章、写真は、 Wikipedia による。