2010年8月4日水曜日

山形花笠まつり

花笠まつりは、スゲ笠に赤い花飾りをつけた花笠を手にし、「花笠音頭」
にあわせて街を踊り練りあるく日本の祭である。山形県内など数か所で
開催されているが、例年8月に山形市で行なわれる「山形花笠まつり」が
広く知られている。

東北三大祭りに「山形花笠まつり」を加えた4つの祭りを東北四大祭りと
呼ぶこともある。

山形市で開催される花笠まつりは「山形花笠まつり」と呼ばれる。
例年8月5日・6日・7日の3日間開催され、パレードは文翔館正面から
南西方向に伸びる県道19号山形山寺線および国道112号(七日町商店街ほか)
で開催される。


元々山形市の伝統行事は、山形藩初代藩主である最上義光を祭る義光祭
(きごうさい)であった。山形新聞・山形交通(現ヤマコー)の社長で
事実上の山形県の最高実力者であった服部敬雄が、山形県内で比較的
伝統的な踊りを夏期観光の目玉として売り出すことを提唱し、1963年
(昭和38年)に「蔵王夏まつり」のイベントの1つとして「花笠音頭パレード」
が始まった。その後、1965年(昭和40年)から「山形花笠まつり」
として独立し、現在に至る。


マスコミ(新聞・テレビ)による宣伝、バス会社による花笠見物を
売り出す団体旅行の募集や旅館・ホテルのあっせんといった服部ら
の努力により、花笠まつりは全国的な知名度を上げ、「東北四大祭り」
に数えられるようになる。しかし、山形新聞、山形交通グループ企業で
花笠まつりに関する諸権利をほぼ独占していることから、
観光客が地元商店街に落とした金をほとんど吸い上げるとも批判される。

上記文章は、Wikipedia による。

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