2010年7月24日土曜日

1911年 - ハイラム・ビンガムがマチュ・ピチュ遺跡を発見する。

マチュ・ピチュ(Machu Picchu)は、ペルーのウルバンバ谷に沿う高い山の尾根
(標高約6,750ft=2,057m)に位置する、よく保存されたインカの遺跡。

「マチュ・ピチュ」はケチュア語で「老いた峰」を意味する。山裾からはその存在
を確認できず、しばしば「空中都市」「空中の楼閣」「インカの失われた都市」
などと呼ばれる。

この遺跡には3mずつ上がる段々畑が40段あり、3,000段の階段でつながっている。
遺跡の面積は約13km2で、石の建物の総数は約200戸が数えられる。

熱帯山岳樹林帯の中央にあり、植物は多様性に富んでいる。行政上クスコと同じ
地域に属している。現在ペルー国内では10ヶ所あるユネスコの世界遺産のうちで
は最初にクスコと同時(1983年)に指定された。

未だに解明されていない多くの謎がある遺跡でもある。





東西が断崖のマチュ・ピチュは太陽の動きを知るのに絶好の場所であったことや、
インカ帝国では太陽を崇拝し、皇帝は太陽神の子として崇められ、暦を司ってい
たことから、インカ人が崇めていた太陽を観測するための建物群と推測されてい
る。

実際に太陽の神殿は東側の壁が二つ作られていて、左の窓から日が差し込む時は
冬至、右の窓から日が差し込む時は夏至と区別できるようになっている。また、
処女たちを生贄にしたといわれてきた台座上の遺構もやはり太陽を観測するもの
であり、インティワタナ(太陽をつなぐもの)という意味の石の台の削りだされ
た柱は、一種の日時計だったと考えられている。



上記文章、写真は、 Wikipedia による。

0 件のコメント: