2010年6月16日水曜日

1963年 - ソ連で、女性初の宇宙飛行士ワレンチナ・テレシコワが搭乗するボストーク6号が打ち上げられる。

テレシコワはヤロスラヴリ州の小さな村、マスレンニコフに
生まれた。学校を卒業後、タイヤ工場に勤務し、工学を学んだ。
地元の航空クラブでスカイダイビングを行っていた。1962年、
女性飛行士候補に選抜され、400人を超える候補の中から選抜
された5人の1人となった。

1963年6月16日、テレシコワはボストーク6号に搭乗し、初の
女性宇宙飛行士、そして初の軍人以外から選ばれた宇宙飛行
士となった。この時のコールサインはチャイカ(カモメの意、
キリル文字:Ча́йка)であり、"Я чайка"
(ヤー チャイカ。「ヤー」はここでは「こちらは」の意味だが、
チェーホフの戯曲『かもめ』の中で「私はカモメ」の意味で
何度も登場する台詞でもある)が女性宇宙飛行士が宇宙で発
した最初の言葉となった。(旧ソ連を含むロシアでは、
宇宙活動中の全ての飛行士が個人識別用のコールサインを
付与される)

2004年、制御プログラムのエラーのため宇宙船が軌道から下降
すべき時に上昇してしまっていたことが明らかとなった。
テレシコワは飛行の初日にその事態に気づき、コロリョフに
報告した。そのミスは適切に直され、彼女は無事に帰還する
ことができた。

上記文章は、 Wikipedia による。

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