2010年5月4日火曜日

おせんころがし

おせんころがしは、JR外房線行川アイランド駅(勝浦市)に
ほど近いところにある。

高さ20メートル、幅4キロメートルにもおよぶ崖「このお
せんころがし」には、現在下記石碑があります。

この「おせんころがし」には、いくつかの悲話が残されて
います。勝浦市の石碑の説明には、豪族の一人娘お仙は日
ごろから年貢に苦しむ領民に心痛め、強欲な父を見かねて
説得しましたが聞き入れてくれません。ある日のこと、領
民が父の殺害の計画をし、機会をうかがっているのを知った
お仙は、自ら父の身代わりとなり領民に断崖から夜の海へ
投げ込まれてしまいました。領民たちは、それが身代わり
のお仙であったことを翌朝まで知りませんでした。悲嘆
にくれる領民たちは、わびを入れ、ここに地蔵尊をたてて
供養しました。さすがの父も心を入れかえたということで
す。
平成十二年三月               勝浦市

お仙ころがしの崖

お仙ころがしから大沢港方面


ここに紹介した以外にいくつかの悲話が残されています。
興味のある方は、「おせんころがしのまとめ」
http://portal.nifty.com/2007/07/18/c/
をご覧ください。

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