2010年5月16日日曜日

1689年 - (元禄2年3月27日) - 松尾芭蕉が弟子の河合曾良とともに『奥の細道』の旅に出発

松尾 芭蕉(寛永21年(1644年) - 元禄7年10月12日
(1694年11月28日))は現在の三重県伊賀市出身の
江戸時代前期の俳諧師である。

蕉風と呼ばれる芸術性の高い句風を確立し、俳聖と呼ばれる。



芭蕉が弟子の河合曾良を伴い、元禄2年3月27日(1689年5月16日)
に江戸を立ち東北、北陸を巡り岐阜の大垣まで旅した紀行文
『奥の細道』がある。


元禄2年3月27日(新暦1689年5月16日)に江戸深川の採荼庵を出発し
(行く春や鳥啼魚の目は泪)、全行程約600里(2400キロメートル)、
日数約150日間(約半年)中に東北・北陸を巡って元禄4年(1691年)
に江戸に帰った。奥の細道では、旧暦8月21日頃大垣に到着するまで
が書かれている(蛤のふたみにわかれ行秋ぞ)。
月日は百代の過客にして…という序文により始まる。

有名な句として

古池や蛙飛びこむ水の音
名月や池をめぐりて夜もすがら
夏草や兵どもが夢の跡:岩手県平泉町
閑さや岩にしみ入る蝉の声:山形県・立石寺
五月雨をあつめて早し最上川:山形県大石田町
雲の峰いくつ崩れて月の山:山形県・月山
荒海や佐渡によこたふ天河:新潟県出雲崎町
花の雲鐘は上野か浅草か:東京都
初しぐれ猿も小蓑をほしげ也:三重県伊賀市
旅に病んで夢は枯野をかけ廻る:辞世

等々がある。

上記文章、写真は Wikipedia による。

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