2010年3月28日日曜日

館山城と桜

館山城(別名・根古屋城)
―― 安房里見氏の本拠の城、戦国豪族の居城の跡 ――

館山城は天正16年(1588)安房の名門、里見氏9代目、
義康が築き本拠とした。
里見氏の先祖は清和源氏で上野国(群馬県)新田荘に
住み新田氏を名乗っていたが、新田義俊が上野国里見郷
に移り住み里見氏と称したのがはじめとされる。

 里見家基のとき常陸国(茨城県)小原に移り、
関東公方足利持氏に仕えたが、家基は永享12年(1440)の
結城合戦で戦死し、その子義美は相模国(神奈川県)三浦
に逃れ、やがて三浦氏の援助により安房白浜に上陸すると
安房一国を平定し領土とした。すなわち安房里美氏のはじ
まりは里見義美である。

やがて上総、下総にも勢力を伸ばし、6代目里見義尭のとき
はその所領57万石といわれた。

館山は安房国の南端にあり、水陸の要衝であった。
城は鏡ヶ浦を眼下に見下ろす城山にあり、山麓に堀をめぐらし、
その外側に武家屋敷や城下町が形成され、方形の城山は階段式
になっていて、本丸や二の丸、三の丸などが配されていた。
本丸には三層の天守があったと言われているがその後の発掘に
よって掘立小屋程度のものだったのではとのこと。








上記文章は、Wikipedia による。写真の撮影年月日不詳。

1 件のコメント:

ten-umi さんのコメント...

館山は釣りでよく行く場所ですが・・・
お城にはいった事がありませんッ
歴史についても、いつか訪ねようと思って
ましたので勉強になりましたッ♪
テン