2008年10月5日日曜日

コヘレトの言葉第5章

 旧約聖書コヘレトの言葉第5章より抜粋引用します。

5-2 夢を見るのは悩みごとが多いから。
    愚者の声と知れるのは口数が多いから。

5-5 口が身を滅ぼすことにならないように。
    使者に「あれは間違いでした」などと言うな。
    神はその声を聞いて怒り
    あなたの手の業を滅ぼされるであろう。

5-6 夢や空想が多いと饒舌になる。
    神を畏れ敬え。

5-7 貧しい人が虐げられていることや、不正な裁き、
    正義の欠如などがこの国にあるのを見ても、驚くな。
    なぜなら
     身分の高い者が、身分の高い者をかばい
     更に身分の高い者が両者をかばうのだから。

5-14 人は、裸で母の胎を出たように、裸で帰る。
     来た時の姿で、行くのだ。
     労苦の結果を何ひとつ持って行くわけではない。

5-15 これまた、大いに不幸なことだ。
     来た時と同じように、いかざるをえない。
     風を追って労苦して、何になろうか。

5-17 見よ、わたしの見たことはこうだ。神に与えられた
     短い人生の日々に、飲み食いし、太陽の下で労苦した
     結果のすべてに満足することこそ、幸福で良いことだ。
     それが人の受けるべき分だ。


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