2011年10月1日土曜日

次期主力戦闘機(FX)候補: F35

防衛省は9月26日、航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)に関するメーカー側
の提案書の募集を締め切った。

応募したのは、米ロッキード・マーチンを中心に9ヵ国が共同開発中の
「F-35ライトニング2」、米ボーイングの「FA-18スーパーホーネット」、
そして英 BAE システムズなど欧州4社が開発した「ユーロファイター・タ
イフーン」の3機種であった。

これら3機種のうち開発が最も新しい F35 についてウィキペディアで調べ
てみた。

F-35 ライトニング II(F-35 Lightning II)はアメリカ合衆国の航空機
メーカー、ロッキード・マーティンが中心となって開発中の単発単座の多
用途性を備えたステルス戦闘機である。


アメリカ空軍・海軍・海兵隊、イギリス空軍・海軍などが採用を決定して
おり、あわせて数千機が製造される見込みであるが、開発の遅延やコスト
高などの課題も抱える。

F-35は、F-22に似た、ステルス性に優れた菱形翼のすぐ後方に、主翼と似
た平面形の全遊動式水平尾翼を持ち、2枚の垂直尾翼はステルス性向上のた
めに外側に傾けられている。

本機の高ステルス性能を維持するためには、ミサイルや爆弾類の機外搭載は
避けて胴体内兵器倉に搭載されることになる。隠密性より兵器の搭載能力が
優先される場合には翼下パイロンも活用される。

F-35は日本の次期戦闘機選定(F-X)において、候補機の一機に挙げられている
が、日本が独自に運用する中距離対空ミサイル「AAM-4(99式空対空誘導弾)」
は、大きさがAIM-120に比べ、若干大きい事から、F-35の胴体内兵器倉の装着
は、「極めて困難」で、兵器システムソフトウエアの書き換えの手間と費用を
考慮すれば、F-35用にはAIM-120の導入が望ましい旨の見解をレイセオンは示
している。

F35 には、F-35A 通常離着陸型、F-35B 短距離離陸・垂直着陸型、F-35C 艦
載型の3タイプがある。

参考資料
F-35 (戦闘機)
国内の戦闘機生産が55年ぶりに途絶 航空機産業界が見守るFX(次期主力戦闘機)の行方

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