花笠まつりは、スゲ笠に赤い花飾りをつけた花笠を手にし、「花笠音頭」に
あわせて街を踊り練りあるく日本の祭である。山形県内など数か所で開催さ
れているが、例年8月に山形市で行なわれる「山形花笠まつり」が広く知られ
ている。東北三大祭りに「山形花笠まつり」を加えた4つの祭りを東北四大祭
りと呼ぶこともある。
山形市で開催される花笠まつりは「山形花笠まつり」と呼ばれ、例年8月5日・
6日・7日の3日間開催される。
1965年(昭和40年)から「山形花笠まつり」として独立し、現在に至る。
マスコミ(新聞・テレビ)による宣伝、バス会社による花笠見物を売り出す団体
旅行の募集や旅館・ホテルのあっせんといった服部らの努力により、花笠まつり
は全国的な知名度を上げ、「東北四大祭り」に数えられるようになる。しかし、
山形新聞、山形交通グループ企業で花笠まつりに関する諸権利をほぼ独占して
いることから、観光客が地元商店街に落とした金をほとんど吸い上げるとも
批判される。
第49回 山形花笠まつりは2011年8月5日(金)から7日(日)の3日間18時から21時
30分頃まで行われる。
参考資料
花笠まつり
山形花笠まつり公式ホームページ
[追記]
花笠音頭と花笠踊りを知ったのは、随分昔のことである。私が大学生であった頃、
ワンダーフォーゲル部に所属しており、夏山合宿で飯豊・朝日連峰を縦走した。
各コースが集結してのキャンプファイヤーでの寸劇で、あるコースが花笠音頭に
合わせて花笠踊りを披露した。はるか昔のことであるが、今でも鮮明に思い出す。
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