「みずがめ座デルタ流星群が、今年の流星群の中でも特に見応えのあるもの
になりそうだからだ。みずがめ座デルタ流星群の極大期に新月になるため、
はるかに華々しい見物になる可能性がある」。
みずがめ座デルタ流星群やペルセウス座流星群は、大半の流星群と同じく、
彗星が軌道上にまき散らした砂粒大の粒子の雲に地球の大気がぶつかるとき
に生じる。粒子が地球大気に進入するときの相対速度は時速15万キロ以上あ
り、粒子の1つ1つが燃え上がって光の筋を残す。
ペルセウス座流星群が見え始める頃は、流れ星は平均して1時間に5個程度だ。
見え始めてから2週間ほどの8月中旬に極大期を迎え、1時間に60~120個が観
測されるようになる。
みずがめ座デルタ流星群はかなり地味な流星群だが、7月末から8月初めの数
日間は2つの流星群が同時に活動するため、どちらかの流星群の流れ星をたく
さん観測できる申し分のない機会となる
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