2011年5月16日月曜日

ヤマボウシ

前庭に植えたヤマボウシが10年を経て初めて花をつけました、

ヤマボウシとして購入したのですが、この10年花をつけなかったので、違うものを
購入したのかと諦めていました。が、今年初めて花(正確には総包片)をつけました。

何故、これまで花をつけず10年を経て花をつけたのかわかりません。あまり多くの
花ではありませんが、その一つを下記に示します。


おなじ年に購入した園芸種のピンクのヤマボウシは毎年多くの花をつけています。


何故このような違いが生ずるのかわかりません。

ヤマボウシと近い関係にあるハナミズキ(アメリカヤマボウシ)も庭に3本植えてある
のですが、ハナミズキの花は少しヤマボウシより早く総包片(花)をつけ、現在は葉の
みです。

万葉集から、ヤマボウシを詠んだ句を一つ・・・

  「この夕 柘のさ枝の 流れ来ば 梁は打たずて    
  散らずかもあらむ」(3/386) 作者不詳

この柘(ツミ)とはヤマボウシのことです。

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