国際宇宙ステーション(ISS)に物資を届ける日本の無人補給機
「こうのとり(HTV)」2号機が20日、鹿児島県の種子島宇宙セ
ンターから打ち上げられる。
こうのとりによる物資補給は一昨年秋に続いて2度目。今回は、
5月ごろからISSに長期滞在する古川聡さんの宇宙日本食や、
日本実験棟「きぼう」の利用拡大につながる実験装置などを運ぶ。
こうのとりは20日午後3時半ごろ、国産最強型ロケット「H2B」
2号機で打ち上げられる予定。H2Bから分離後に自力でISSに接近。
飛行9日目にドッキングし、補給品の搬入や不用品の積み込みを行う。
3月下旬ごろにISSを離れ、大気圏に再突入してほぼ燃え尽きる。
補給品の重さは約5・3トンで食料や衣類、シャンプーやノートパソコン
など多様だ。古川さん用の宇宙日本食は、しょうゆラーメンや山菜おこわ、
サンマのかば焼きなど計26品目。
こうした日用品のほか、きぼうでの宇宙実験用に大型装置2台や試料なども運ぶ。
大型装置のうち「多目的実験ラック」は研究者が個別に開発した取り外し式の
小型実験装置を組み込み、必要な電源や通信を提供する。
打ち上げを待つISSへの無人補給機「こうのとり」2号機=昨年11月、
種子島宇宙センター(JAXA提供)
産経ニュース 2011.1.18 21:25 より引用
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