今日、2月17日は、1978(昭和53)年、幌加内町母子里の
北大演習林で氷点下41.2℃という最低気温が記録された。
これを記念して、北海道幌加内町の「天使の囁きを聴く会」
が1994(平成6)年に制定された。天使の囁き「ササヤキ」
とは、空気中の水蒸気が凍ってできるダイヤモンドダスト
のことである。
気象庁の公式記録の対象から外れていたため、1902(明治35)
年1月25日に旭川市で記録された氷点下41.0℃が公式の日本
最低気温となっている。
-41.2℃を記録した記念碑
-41.2℃を記録した百葉箱
幌加内町は、空知支庁の最北部にあたり、標高も高く、
周囲は西に日本海、天塩山地、東に山岳を隔てて
上川盆地があります。山岳に囲まれた高所の盆地に
ある幌加内町は、10月中旬から下旬には初雪が降り、
その1ヶ月後には根雪になるくらい早く冬が訪れます。
翌年4月頃までの長い冬ごもりの間には、積雪が2m
から3mほどにもなり、除雪後の道路の両側には3m
ほどの雪壁が出現します。また、最低気温も氷点下
30度以下になる日もしばしばです。
参照:http://www.town.horokanai.hokkaido.jp/
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